都々逸学習ノート
都々逸の歴史のおさらい 今様と七七七五調 七七七五歌謡の歌詩 都々逸と歌謡に違いはあるのか? 都々逸の歴史のおさらい " data-en-clipboard="true" /> 都々逸は「神戸節(ごうどぶし)」から生まれたと以前に述べたが、その神戸節は「よしこの節」から生ま…
本日は八十八夜である。 立春から数えて、もう八十八日も経ってしまったことになる。八十八夜というと、私はすぐに唱歌の『茶摘み』を思い出す。 歌詩を引用しよう。 夏も近づく 八十八夜 野にも山にも 若葉が茂る あれに見えるは 茶摘みぢゃないか あかねだ…
名作とされている有名な都々逸から、唄われている内容や使われている創作技術を学び、都々逸を習作してみる。 こうした行いは、有名な都々逸作品にインスパイアされてオマージュ作をひねり出すとも言えるし、「有名な都々逸をインプットして、自作の都々逸を…
三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい(有名都々逸に学ぶ その一)[2/3] からの続き 難波新地と初代三遊亭圓右 三界に家有り おからすさん 添い寝 卵の四角と遊女の誠 難波新地と初代三遊亭圓右 都々逸[三千世界のカラスを殺し主と朝寝がしたみたい…
→三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい(有名都々逸に学ぶ その一)[1/3]からの続き 起請文とは 起請文は遊廓でどう使われたか 解釈を整理する 三千世界の三枚起請 起請文とは 「カラスを殺し、主と朝寝がしてみたい」という文句が、なぜ、 「遊女が…
朝寝か添い寝か 三千世界は十億世界 お主は誰だ何者だ? 晴れて所帯をもって朝寝をするのか 殺されるカラスの身にもなってみろ 有名な都々逸を解釈することによって、都々逸とは何かを学び考え、都々逸の創作に役立てていきたいと思う。有名であるということ…
都々逸坊扇歌と都々逸 神戸節と都々逸 都々逸をさらに神戸節以前まで遡ると 都々逸について学ぶつもりならば、その歴史についても調べるべきであろう。都々逸はどのようにして生まれ、どのような変遷を経て今に至っているのか。歴史を知ることは、都々逸とは…
都々逸(どどいつ)とは何か 1.都々逸との出合い 2.音数律が合っていれば都々逸なのか 3.都々逸らしい諧謔味 都々逸(どどいつ)とは何か 都々逸が、七七七五の音数律からなる短詩であることは確かだが、それ以上の決まりはあるのだろうか。都々逸を都々…
1.都々逸は、七・七・七・五の音数律にするのが原則 。 2.最初の七音を「上七」、次の七を「中七」、次の七を「下七」、最後の五を「座五」と呼ぶ。 3.上七は(三・四)の七、中七は(四・三)の七、下七は(三・四)の七、座五は(五)にするのも原則。 4.上七…